17, 11月 2017

保健師

保健師という仕事を目指す

一般の企業で働いていて、保健師の仕事を知り、この仕事に就きたいと保健師を目指したという方もいます。
通常、保健師になる場合、専門学校などを経て必要な知識や技術などを学び、保健師の道を目指すのですが、最初から医療系に進むという事を考えず、最初は一般企業に勤務していて、その後、保健師という仕事に就きたいと考える場合、まずは看護師の資格を取得してそれから保健師という資格を取得することが必要となるため、少々ハードルが高いと感じるかも知れません。

看護師から保健師になる事を目指すという場合、保健師の専門学校に行く、保健師の資格が取得できる大学に行くというパターンがあります。
一般的に保健師の資格を取るための学校は全日制で、ほとんどの方がこの方法を選択されています。

看護師をいったん休職して通う事が出来ればベストなのですが、経済的な問題もあり、働きながらという事なら、少々厳しい勤務、学校となりますが、夜間看護師として働く、また学校が休みの時に看護師として働き、全日制の学校に通うという事になります。
但し、勉強がとても厳しくアルバイトの余裕もないというくらいなので、出来れば看護師として働いている際に、お金をためておいて余裕をもって学校に通う事を考える方がいいでしょう。

一般の会社員から保健師を目指すときには

一般の会社員が転職として保健師を目指すという場合、看護師の資格を持っていない状態なので、この場合通常最低でも4年間が必要となります。
看護師の資格を取得し、保健師の資格を取得しなければならないからです。
保健師になるためには保健師国家試験と看護師国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けなければならないと法律によって定められています。

そのため、保健師の資格取得ができる看護系大学に通う、看護師・保健師両方のカリキュラムを持っている専門学校に通う、若しくは看護師の専門学校に3年間通い、看護師の資格を取得してから、保健師の学校に1年通って保健師の資格を取得するという三つのパターンがあります。

学校によっては社会人入試を行っていない所もありますので、社会人入試が設定されている保険学校を選ぶという事が必要です。
社会人になってからこうした学校に通う場合、大学に通って現役学生と一緒に受験するという事は非常に大変な事となるので、出来れば、社会人入試がある学校を選択する事が求められます。

社会人になって一般企業で働いてから、保健師を目指すというのは非常に大変な事ですし、時間もかかりますが、保健師の仕事は非常にやりがいのある仕事です。
将来の事を考えても、こうした国家資格を持っているという事は、就職の際に大きな味方となりますので、決心された方は資格がしっかり取得できるまで頑張ってほしいものです。