25, 8月 2016

大学教授になるには

授業や研究などを行う仕事

自分の興味のある学問がある場合、何としてでも時間を確保して研究し続けたいと考えている方も多いです。
得意とする専門分野について豊富な知識を持っていることで、学生に対して教鞭をとるのが大学教授の仕事です。
授業を行うのが大学教授の仕事だとイメージしている方も多いですが、実は授業やゼミで指導をするのはほんの一部の仕事なのです。
他には研究を行ったり、大学の運営に関わるなど様々な仕事を担当するため多忙を極める方が多いです。

忙しい毎日を過ごしながらも、未来のある学生たちと交流を深めることで刺激を受けて自分自身の研究にも気合が入るという方も多いです。
とてもやりがいのある仕事と言えることから、大学教授になりたいと希望する方もたくさんいます。

大学教授になる方法

大学教授として活躍するために必要な資格は特別存在していないとされていますが、一般的には大学院博士課程を修了しており博士号を取得していることが条件になる場合が多いです。
博士号を取得していなくても、これに相当する業績を残している方が相応しいとされています。

まずは大学に入学する段階で大学教授になるという目標を頭に入れておき、今後研究したいと考えている分野の学部に入学することが前提になります。
しっかり専門分野の勉強を重ねてから大学を卒業して学士を取得し、大学院に進んで博士号の取得をめざすことになります。
博士号を取得するまでには長い道のりに感じられるかもしれませんが、自分が興味を持っている分野の研究をしていると夢中になってしまうので時間が経っていることを忘れてしまうこともあるそうです。

ようやく博士号を取得できたから大学教授として活躍できる…というわけにはいきません。
大学教員を募集している大学の情報を集めて就職活動を行うことになります。
この段階で教授として採用されるのではなく、最初は助手として採用されてから講師、准教授という段階を経てようやく教授として活躍することができるのです。
つまり、夢だった大学教授になるまでの時間はかなり長くなると予想されますが、それでも自分の好きな研究を続けるために大学教授になりたいという夢を抱き続けていれば叶う夢だと言えるでしょう。

大学教授に必要なこと

最終的に大学教授になる頃には40代から50代という年齢に達している方が多く、30代で教授に上り詰めるのは珍しいと言えます。
長い時間がかかることを覚悟のうえで、自分の信じた研究の道を突き進む努力が必要になります。
大学教授になると自分自身の研究だけでなく、学生に授業を行うなど様々な仕事が増えることから忙しさが倍増します。
それでもやりがいを感じながら大学教授の仕事は素晴らしいと感じられるように仕事を全うする意気込みが大切です。