20, 1月 2016

看護師になるには

患者さんに適切な看護を行う

医療機関で直接患者さんに対して看護業務を行うことになるのが看護師です。
看護師は医師からの指示を受けて患者さんごとに異なる治療や検査を実施することで看護業務を行ないます。
通院治療を行っている患者さん以外にも入院治療を行っている患者さんも存在しているため、24時間体制で看護業務を交替で行うことになります。
とても大変な仕事内容になることから3K(きつい、汚い、危険)を伴う仕事の代表格だとされていますが、それ以上にやりがいを感じることができる素晴らしい仕事と認識して取り組んでいる方も多いです。

看護師になる方法

看護師として仕事をするためには、看護師の国家試験に合格後免許を獲得するのが必須です。
国家試験は誰でも受験できるものではなく、看護師に必要とされるスキルを習得するための教育を履修しなければならない決まりになっています。
看護師として仕事をしたいと考えている方は、まず看護師の養成課程がある大学や専門学校などに入学して卒業を目指して頑張ってください。

しっかりと学生時代に勉強をしていれば、国家試験はかなり難しい!というものではないとされています。
実際に合格率も高いことから、ほとんどの方が学生時代にしっかり勉強を重ねて看護師になるための夢を着実に叶えていると言えます。
国家試験は一年に一度しかチャンスが訪れないため、何としてでも1回で合格できるように取り組みたいものです。

なお、看護師として仕事をするためには国家試験に受かってから免許を得る正看護師と、各都道府県で行われる試験に合格して免許を得る准看護師という種類があります。
患者さんからはどちらも同じ看護師として認識されますが、職場内では准看護師ができる仕事内容には制限があることや待遇の違いがあることから准看護師よりも正看護師への道を選択する方が多いです。

看護師免許を取得後に登録を済ませると、無事に看護師として仕事に従事できるようになります。
医療機関をはじめとして様々な就職先が存在していることから、念入りに良い職場を選択することが大切です。
慢性的に人手不足の職種とされていることから、職場を変えたいと考えた場合にもスムーズに転職しやすいと言われています。

看護師に必要な能力

とにかく忙しい仕事になることが予想されるため、体力がなければいけません。
特に夜勤をしなければいけない職場では勤務時間が毎日バラバラになる可能性が高いことから、生活リズムに慣れるまで苦労するかもしれません。
突然体調が変わる患者さんも多いことから、何が起こっても冷静に対応できることも大切です。
決して焦ることなく、医師からの指示を受けて適切な対応がとれる看護師になることが求められます。