20, 1月 2016

医師になるには

多くの人の健康を守る

病気やケガをした時に頼りになる存在として活躍するのが医師の大事な仕事内容になります。
医療機関では患者さんの診察を行ってどのような治療が必要なのかを診断して、看護師などに指示を出して治療を行ないます。
直接患者さんの診察を行わずに、様々な病気に関する研究を行っている場合もあります。
どちらも病気やケガに苦しむ人たちを救うために活躍できる仕事なので、とてもやりがいが感じられる反面で大変に感じられる部分も多いです。

参考:http://www.meikogijuku.jp/enjoy/naruniha/doctor.html

医師になる方法

医師として仕事に従事する場合は国家試験に受かってから医師免許を得なければいけません。
医師国家試験は誰でも簡単に受験できるものではなく、6年制の医学部で専門性の高い様々な知識と技術を学び課程を修了していなければ受験資格が与えられません。
そこでまずは医学部のある大学に入学することを目指さなければいけませんが、様々な学部が存在している中でも医学部の倍率は最も高いとされているほど難しいです。
大学受験に成功するまでがかなり厳しい道のりになるため、高校生の段階でしっかり勉強をしていなければいけません。

無事に大学へ入学し、6年かけて医師になるための勉強をしっかり行っていれば医師国家試験はさほど心配することはないと言われています。
医師国家試験は例年90%前後の合格率になっています。
場合によっては人の生死に関わる判断をしなければいけない仕事の医師として活躍するからには、絶対に間違いがあってはいけませんので、国家試験でも高い合格率を誇るのは当然の結果と言えます。
むしろ、6年間もしっかり勉強をしているはずなのですから、国家試験でも合格できなければ一体何をやっていたのかと思われても仕方がないでしょう。

国家試験に受かることができて医師免許を獲得できたらすぐに医師として仕事に従事できるものではありません。
この後2年間の臨床研修を行ってから、ようやく医師として仕事ができるようになります。
臨床研修を行っている間は臨床医として患者さんの診察を行うこともありますが、きちんと先輩の医師が指導にあたってくれるので安心してください。

医師がどのように患者さんと接しているのか、どのような診察をしているのかをよく確認しながら学ぶことが大切です。
臨床研修を行った結果、最終的に自分が進むべき診療科目や勤務先などを選択することになります。

医師に必要な能力

様々な能力が必要とされますが、大事なことは冷静に確実な判断ができる事です。
場合によっては患者さんの容体が急変することもあり、生死に関わる事態に発展することもあります。
何があっても落ち着いて行動ができる人物でなければ医師として活躍することは難しいです。
また、勤務時間がバラバラで長時間勤務が続くことも考えられるため、体力に自信があることも重要です。