20, 1月 2016

パティシエになるには

素敵な洋菓子を作る専門家

洋菓子店やホテルなどの職場で洋菓子を専門的に作る仕事を担当するのがパティシエです。
美味しいだけでなく、見た目の美しさも楽しめる洋菓子を手掛けることから、子供から大人まで幅広い年齢の方を満足させてくれる洋菓子のプロと言える職種です。
クリスマスやバレンタインデーなどのイベント時には目まぐるしいほどの忙しい仕事になりますが、たくさんの人が喜んでくれる姿を見ることでやりがいを感じられる素晴らしい仕事になるでしょう。

参考:http://careergarden.jp/patissier/naruniha/

パティシエの仕事をするには

男女を問わずに人気の高いパティシエの仕事は、特別な資格が無くてもできる仕事です。
資格は必要がなくても、洋菓子作りに関する基礎的な知識や技術を持っていなければ即戦力として仕事に従事することができません。
ただでさえ忙しい職場で、一から十まで新人パティシエに指導することは難しいと考えられるため、基本的なスキルを持っている人をパティシエとして採用したいと考える職場が多いのも事実です。

そこでパティシエになるための最短ルートとしておすすめなのが、調理師または製菓の専門学校に通って専門的なスキルを習得してからパティシエを募集している洋菓子店などの職場に就職する方法です。
専門学校によっては就職に強いというサポート体制を整えている場合もあることから、将来的にはパティシエとして仕事をしたいと考えている方にとっては有利になると考えられます。
最近では働きながらパティシエを目指せるカリキュラムを組んでいる学校もあるようですね。

もちろん、専門学校などを卒業した方で無ければないとパティシエとして活躍できないわけではありません。
未経験者でも積極的に採用をして修行できる環境を用意している職場も存在しています。
この場合は一日でも早く一人前のパティシエとして仕事に従事できるよう、真剣に専門的なスキルを身につける努力が必要になります。
先輩パティシエの技術を目で見て覚えなければいけないという指導方針の職場もあることから、決して優しく指導してもらえるものだと期待し過ぎないようにしてください。

パティシエに必要なこと

想像以上に体力を使う仕事なので、体力に自信がある人でなければ仕事を続けるのは難しい職種といえます。
例えば何キロもの生クリームをかき混ぜる必要があったり、重い食材を持たなければいけない場合もあることから、力仕事を任されることも多いです。
正確な作業も必要になることから、繊細な内容についても地道に取り組めることも大切です。

必須の資格ではありませんが、パティシエとしての基本的なスキルを習得していることを示すことができる製菓衛生師や菓子製造技能士などの資格を持っていると就職の際に有利になる可能性があります。
場合によっては待遇面で優遇してもらえる可能性もあることから、専門学校に通っている方はぜひ取得を目指しておきたい資格です。