17, 5月 2017

パタンナー

パタンナーになるために必要な事

パタンナーになる場合、現在は専門学校や短大、大学などで基本的なパタンナーとしての知識、技術などを学び、基礎をしっかりつけてからアパレルメーカーなどに就職するという事が最も一般的な道とされています。

以前は別の道から雑用として就職して、その後そこでパタンナーのノウハウを学んでいくという手段もあったのですが、最近はどの雇用をみても服飾についての専門学校などを卒業していることを求める募集が多くなっています。
こうした服飾に関するデザイン系の知識や技術を得ていない方を採用し、一から育てていくという事はほとんどなくなっているので、まずは学校へ行く、また通信講座などを利用して知識や技術、基礎を身に着ける事が先決です。

現在パタンナーとして働く人たち

現在パタンナーとして活躍されている方々のほとんどが、服飾デザインなどを総合的に学ぶ専門学校で3年以上学び、修了されて就職している方々ばかりです。
しっかりと服飾についての勉強を学んでいないと、企業が求めるレベルに達する事が出来ないとわかっているため、こうした学校で学び、アパレル業界に雇用を求めるという形をとっているのです。

パタンナーの募集要項を見てみると、いずれも専門学校等で服飾について3年以上学んだ方、3年を修了されている方となっています。
こうした知識を持っていない方は書類選考を通過し面接に行くという事は無理と考えておく方がいいでしょう。

どの学校に行くかもポイントになる

ではどこの学校でもいいのかというとそういう事もなく、やはり、実績があり豊かな教育を行っている学校卒業者が求められる傾向にあるといわれています。
知名度が高く、実際によいパタンナーを輩出している学校には、誰かいい人材はいないか?とメーカーなどから声がかかる事もあり、この場合、推薦という形で入社が決まったり、コネ的な形ですんなり就職が決まるという事もあります。

勿論成績優秀であり、センスももっていて人格的にパタンナーとして雇用される能力を持っているということが大きなポイントになりますが、学校によってこうしたチャンスが舞い込む所もあると考えておく方が、学校を選択する際に必要な情報となります。

資格を取得しておくということ

パタンナーが持っていると有利になる資格がパターンメーキング検定という検定試験です。
型紙の作成知識、技術、またファッションについて様々な知識、能力を持っているかどうか、それをはかるのがこの検定試験です。
非常に実践的な試験となっていて、級を取得することで自分の能力を検定によって明らかにすることができます。

誰でも受験できる資格ですが、1級はパタンナーとしての実務経験などが必要となります。
資格を持っているという事はその能力を証明するものとなり、就職、転職の際にも役立ちますので、取得しておくと有利になるでしょう。