20, 1月 2016

美容師になるには

様々な「美」を作るお手伝いをする仕事

ヘアスタイルを変えただけでもガラッとイメージが変わるほど大きな影響を与えるものですが、お客様の希望に合わせてカットやパーマ、カラーリングなどの施術を行うのが美容師の仕事です。
様々なヘアスタイルを実現するだけでなく、メイクやネイル、着付けなど主に女性の美容に関する技術を習得している美容師が活躍する場はたくさんあります。
接客力も必要とされる仕事なので、人当たりの良さも要求される仕事になります。
美容院で仕事に従事するだけでなく、結婚式場やテレビ局などでも活躍でき、一度技術を習得すると一生もののスキルとして活用できます。

美容師になる方法

どんなにヘアメイクなどを上手に行うことができても、美容師免許を取得していなければ美容師として仕事に従事できません。
国家試験に受かってから免許を得ることになりますが、美容師の養成課程がある専門学校に入学して所定の課程を終えなければ受験資格が得られません。
そこで、まずは美容師を養成する課程がある学校へ入ることを考えなければいけません。

専門学校は昼間か夜間に通学する2年制の学校と、3年制の通信があります。
社会人として働いた経験がある方も美容師になる夢を捨てきれずに専門学校へ入学するケースもあります。
それぞれの都合に合わせた学校を選び、しっかり勉強をして必要な技術を習得して国家試験に臨むことになります。

美容師国家試験では筆記と実技の両方に合格しなければいけないため、どちらかが苦手という状態では合格を目指すことが難しくなります。
国家試験は2月と8月の一年に2回実施されていますが、2月は新卒者の受験数が多いことから例年の合格率が80%前後と高い水準になっていることから、しっかり勉強をしていれば一発合格を目指すことは可能だと言われています。
なお、8月に実施される国家試験については約50%前後と合格率が落ち込むのも特徴といえます。
国家試験本番までには苦手な部分を克服することが大切です。

美容師に必要なこと

美容師免許を取得後はすぐにお客様のヘアカットなどを任されるものではありません。
何年かアシスタントとして下積みを経てから一人前の美容師としてお客様を担当できるようになります。
下積み時代は苦労の連続になることが予想されますが、現在活躍している美容師も下積みを経験しているのは同じだと前向きに考えて頑張りぬく強い意思を持つことが大切です。

何よりも大切なことは、お客様に喜んでもらえるように自分の持っている技術を十分に発揮できるように常に努力を欠かさないことが大切です。
しっかり経験を重ねることで将来的には独立をする選択肢も増えることから、途中で諦めることなく仕事に従事する意思を持つことが大切です。